新着コラムのご紹介

「皇帝フリードリッヒ二世の生涯(上・下)」にみる無から有を生み出すリーダーシップ(3

 ペンは剣よりも強い、というのは、一般的には言論は武力(による弾圧)にも優る力があるという意味でしょう。専制政治や軍事独裁政権に対してだけでなく、強権的な政治手法全般に対して言葉による抵抗が有力な手段となりえます。時には、武力や経済力のような他者を従わせるパワーを有していない人や組織でも、言葉の力によってリーダーシップを発揮することで、政治的な目標を実現していくことが可能となります。その実例をフリードリッヒ二世は見せてくれます。

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2022年8月5日

 

 

「皇帝フリードリッヒ二世の生涯(上・下)」にみる無から有を生み出すリーダーシップ(2

 祖父に赤髭王(バルバロッサ)と呼ばれた皇帝フリードリッヒ一世、父にハインリッヒ六世をもって生まれた皇帝フリードリッヒ二世ですが、その出自から自動的に何の苦労も困難もなく皇帝となったわけではありません。フリードリッヒ二世が正式に神聖ローマ帝国の皇帝となったのは、3歳で遭遇した父親の死(母親コンスタンツァは翌年死去)から20年以上の時が経っていました。

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2022年7月25日

 

「皇帝フリードリッヒ二世の生涯(上・下)」にみる無から有を生み出すリーダーシップ(1

 NHKで現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、初代鎌倉殿の源頼朝が亡くなった後、タイトルにもある13人が指名され、いよいよ後半の権力闘争のドラマが始まりました。この時期とほぼ同じ時期(注1)にヨーロッパではフリードリッヒ二世が神聖ローマ帝国の皇帝として、その生涯を送りました。

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2022年7月19日

 

ジェームズ・カーンの訃報に接して

 昨日、アメリカ人俳優のジェームズ・カーン氏が82歳で亡くなったことが報じられました(注1)。個人的に鑑賞したことがあると言えるのは、次の11作品(注2)と多いように思えます。主演・助演・オールスターキャストのなかの一人というように、作品中の役割も扮した役柄もさまざまで、これもあれも演じることができる、本物の俳優と言えたのではないでしょうか。

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2022年7月8日

 

「人材版伊藤レポート2.0」を読んで(5

 最後に、人的資本経営が今後更に進化し「人材版伊藤レポート3.0」が取りまとめられることを期待して、いくつかの検討課題を指摘しておきます。

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2022年6月27日

 

「人材版伊藤レポート2.0」を読んで(4

 「人材版伊藤レポート2.0」と一昨年公表された「人材版伊藤レポート」との最も大きな違いは、個別企業の事例紹介(注5)についてです。前回紹介された具体的な企業事例は日立製作所1社のみでしたが、今回は19社もあります。ソニーグループや日立製作所も製造業の範疇に入れると、19社中12社が製造業で、他は総合商社2社、保険業2社、流通・通信・サービス業が各1社ということで、いささか製造業に偏っていますが、大手日本企業が人的資本経営に取り組んでいる現在の姿を見るには十分でしょう。

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2022年6月24日

 

「人材版伊藤レポート2.0」を読んで(3)

 次に、人的資本経営を実現する人材戦略には5つの共通要素が存在するとしています。「人材版伊藤レポート」(第33545ページ)によると、それらは『動的な人材ポートフォリオ』『知・経験のダイバーシティ&インクルージョン』『リスキル・学び直し』『従業員エンゲージメント』『時間や場所にとらわれない働き方』です。

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2022年6月15日

 

「人材版伊藤レポート2.0」を読んで(2)

 「人材版伊藤レポート2.0」は、2年ほど前に「人材版伊藤レポート」で提示した「3つの視点・5つの共通要素」という枠組みを、人的資本経営のなかで具体化していく上でのポイントや工夫を紹介しようと企図されています。

 まず「3つの視点」とは、「人材版伊藤レポート」(第33334ページ)によると、『経営戦略と人材戦略の連動』『AS is – To be ギャップの定量把握』『企業文化の定着』を言います。これらの視点から、個々の企業で異なるはずのビジネスモデル・経営戦略・人材戦略・企業文化などについて、人材戦略を俯瞰することが可能となります。

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2022年6月8日

 

「人材版伊藤レポート2.0」を読んで(1)

 先月、「人的資本経営の実現に向けた検討会 報告書 ~人材版伊藤レポート2.0~」が経済産業省から公表されました(注1)。既に目を通された方も多いでしょう。

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2022年6月3日

 

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