新着コラムのご紹介

人材不足で倒産することがないように(1)

 今月発表された東京商工リサーチの調査結果(注1)によると、人材不足を一因とする倒産は、今年上半期(16月)で既に昨年1年間の146件を大きく上回る172件に達しているそうです。また、後継者難による倒産は昨年の上半期より減少したものの230件と史上2番目に多く、近年の年間200件超の水準を保ち続けています。

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2025年7月28日

 

2025年夏の3冊(3)~「マスターズ・オブ・ライト[完全版]~アメリカン・シネマの撮影監督たち」

 3冊目に採り上げるのは、「マスターズ・オブ・ライト[完全版]~アメリカン・シネマの撮影監督たち」(デニス・シェファー+ラリー・サルバート編、高間賢治+宮本高晴訳、2023年、フィルムアート社)です。

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2025年7月23日

 

2025年夏の3冊(2)~「ファイナル・カット~「天国の門」製作の夢と挫折」

 次に採り上げるのは、「ファイナル・カット~「天国の門」製作の夢と挫折」(スティーヴン・バック著、浅尾敦則訳、1993年筑摩書房リュミエール叢書13)です。

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2025年7月14日

 

2025年夏の3冊(1)~「砂の器 映画の魔性 ~監督 野村芳太郎と松本清張映画」

 今年の夏は6月から真夏日が続き、梅雨入りした途端に夏本番と思わずにいられない暑さとなり、熱中症の心配や予防に忙しくなりました。暑さを避けて、今春買った「砂の器 映画の魔性 ~監督 野村芳太郎と松本清張映画」を一読し、続けて映画製作に関する本を2冊(「ファイナル・カット~『天国の門』製作の夢と挫折」と「マスターズ・オブ・ライト[完全版]~アメリカン・シネマの撮影監督たち」)読んでみました。

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2025年6月30日

 

管理職の人材育成を再考する(5

 前回まで管理職の人材育成について、管理職そのもののレベルアップ、管理職へ登用すべき人材の育成、管理職から役員などの経営幹部への登用という3種類の視点から考えてみました。

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2025年6月16日

 

管理職の人材育成を再考する(4

 さて、管理職からより高度な(上位の)人材に育成していくというのは、通常は管理職から役員への登用に値する人材を発掘し育成し選抜していくことを意味します。通常、管理職に役員レベルの知見や視点を持つように教育研修や多面評価などを実施して、雇われている側の意識や行動から経営する側の意識や行動を体現するように変容を迫ります。同時に、経営者としてのスキルセットや知識体系なども身につけることが要請されます。人材が不足しているという自覚があるなら、ここでもまた、内部昇進に加えて外部から役員または役員候補を新規に採用することもあります。

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2025年6月9日

 

管理職の人材育成を再考する(3

 このコラムの初めに述べたように、管理職となる人材を管理職ではない人材グループから育成・選抜するということは、現場の実務担当者の中から管理職に登用すべき人材を発掘し育成し選抜していくことになります。現場の社員が全員、管理職となるはずはありません。とは言え、管理職となる人数が管理職のポストや定員などと比べて極端に少ないとすれば、内部昇進に加えて外部から管理職または管理職候補を新規に採用することも考えなければなりません。

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2025年5月28日

 

管理職の人材育成を再考する(2

 前回記したように、管理職という人材グループを育成して強化していくということは、一言で言えば、管理職のレベルアップです。通常、今いる管理職のマネジメントスキルを全体的にアップさせるとか、現有の管理職の実務能力・専門的な知識や経験・マネジメントスキルなどを引き上げるとか、個々の管理職の能力開発を奨励し自ら学ぶ姿勢を打ち出すといったものです。

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2025年5月20日

 

管理職の人材育成を再考する(1)

 先月発表された帝国データバンクの調査結果(注1)によると、管理職や経営層などのリーダー人材について、その不足感を回答している企業は7割に近く、単なる人手不足を大きく上回ってリーダー人材の不足が実感されています。その原因として、リーダー職への意欲不足やリーダーシップの不足が数多く挙げられています。調査の結論として、次世代の経営者となるべきリーダー層の人材が質的にも量的にも不足しているということです。

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2025年4月28日

 

 

 

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